【we+デザインの新作「Remli(レムリ)」をイタリア・ミラノにて先行発表いたします】

 

Ambientecコンテンポラリーデザインスタジオ・we+デザインの新作「Remli(レムリ)」を、ミラノデザインウィーク 2024にて先行発表いたします。

発表:

2024年4月15日(月)

ミラノデザインウィーク 2024 / 2024年4月15日(月) - 2024年4月21日(日)

会場:

Rossana Orlandi Gallery
15th - 21st April 2024 / 9:00 - 20:00 (-17:00 17th April) 

 

ミラノデザインウィーク2024特設ページはこちら

 

 

 < プロジェクトムービー(英語) >

▼ 日本語訳はこちらのキャプションよりご覧いただけます。

https://vimeo.com/manage/videos/705022447

 

< プロジェクト概要 >

 東京を使用済み素材の原産地と見立て、「土着の素材を使って、自分たちの手でシンプルに加工する」という、人間と素材の関係の原点に立ち戻ることで、廃棄物の新たな価値を探る、we+が取り組むリサーチプロジェクト「Urban Origin」。

アンビエンテックは、このものづくりの原点を考察するwe+のプロジェクトに共感し、高い技術力とクラフトマンシップにより、象徴的で極めて詩的な光のオブジェに昇華させました。 

 

 

産業廃棄物リサイクル処理プラントでは、割れて小さくなったガラスくずや陶器くず、コンクリートくずやがれき類といった素材は、分別されず埋め立てに回されてしまいます。

 

それら「残渣(ざんさ)」と呼ばれるくずをプラントからピックアップし、ミルでさらに細かく粉砕。土と混ぜ合わせて照明の表面に塗る左官仕上げとすることで、「Remli(レムリ)」は生まれました。

 

 

さまざまな素材が入り混じったサーフェスは、光を受けることで美しいグラデーションを帯び、豊かなテクスチャが立ち現れます。

 埋め立てられる運命にあった素材が、新たな、現代の土着素材となって、再び暮らしの中に溶け込んでいくのです。

 

 

DESIGNER PROFILE

 

 we+ / Contemporary Design Studio

コンテンポラリー・デザインスタジオ

 

リサーチと実験に立脚した手法で、新たな視点と価値をかたちにするコンテンポラリーデザインスタジオ。林登志也と安藤北斗により2013年に設立。 

利便性や合理性が求められる現代社会において、見落されがちな多様な価値観を大切にしながら、自然環境や社会環境と親密な共存関係を築くオルタナティブなデザインの可能性を探究しています。デザイナー、エンジニア、リサーチャー、ライターといった多彩なバックグラウンドやスキルを持つメンバーが集い、日々の研究から生まれた自主プロジェクトを国内外で発表。そこから得られた知見を生かし、 R&D やインスタレーション等のコミッションワーク、ブランディング、プロダクト開発、空間デザイン、アートディレクションなど、さまざまな企業や組織のプロジェクトを手がけています。 

Dezeen Awards 2022 / Emerging Design Studio of the Year Public Vote(英)、FRAME Awards 2023 / Furniture of the year(蘭)、Wallpaper* Design Awards 2022 / Best Elements of Surprise(英)、EDIDA 2019 / Young Designer of the Year Nominee(伊)、日本空間デザイン賞金賞等受賞多数。作品はドイツの Vitra Design Museum に収蔵されています。

https://weplus.jp/

 

 

Remli (レムリ)製品概要


発売時期・価格:2024年春・未定
※ 本新作はAbientecの新たな実験的プロジェクトおよびコレクションであり、既存コレクションとは異なる商流展開、受注方式、価格設定となります。
光源:オリジナルLEDモジュール
色温度:2500K
連続点灯時間:150時間、72時間、24時間、8時間 *4段階調光
材質:コンクリート、ガラス、陶磁器類他 / アルミニウム、シリコン、ABS他
充電方式:専用充電台(USB type-C)
サイズ:122φ × 155(mm)
重さ:本体 900g(充電台を除く)

 

コレクションページはこちら

 

 

2009年7月 株式会社アンビエンテック設立。

水中撮影機材の開発・製造という技術的バックグラウンドを持つ、異色のポータブル照明ブランド。良質なものをできるだけ長く愛用したいというユーザーに向けた設計開発思想は、独自のLED制御技術で高品位な灯りを実現するだけでなく、使用する素材の質感や実力派デザイナーを起用した個性的なデザインにも表れている。

国際的ブランドを目指すために、新作発表の場をヨーロッパに移し、2021年は3つのコレクションを新製品として発表、日本の照明ブランドとして初めてミラノサローネ本会場(supersalone2021)への出展を果たす。2022年には、ミラノサローネ前夜祭「ガラ・ディナー」のスポンサーに抜擢され、120個のランプが第60回ミラノサローネ開催前夜を照らした。2023年にはブランド初となるEuroluce(国際照明見本市)本会場への出展を果たす。