1986年生まれ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。独立後、都市開発や商業施設開発等の空間デザインを主軸としたクライアントワークに従事。自然風景に内在するプリミティブな要素からインスピレーションを受けると同時に、日本の文化背景や宗教観と通ずる「変化」「動き」「時間」といった不完全で流動性のある事象を扱う。なかでも常に変容し続ける「光」と「影」という要素を軸に探究。地球上に存在するすべての事物(素材)は光と影を瞬間的にかたちに留め認知するための媒体であると捉え、その間に生じる反射や屈折、透過といった現象と知覚の関係性を用いて制作活動を行なう。特に記憶や感情と対話できる知覚空間を作り出す手法によって、体験者の存在を再認識することを目指している。
HUBLOT DESIGN PRIZE 2022 Finalist、ELLE
DECO International Design Awards-EDIDA 2022 Best in Lighting Nominated by Japan Edition、LEXUS DESIGN AWARD 2017グランプリなど受賞多数。京都芸術大学非常勤講師。