同氏が初のプロダクト製品のデザインを手掛けた「hymn」は、2019年にミラノサローネで同時開催されたサローネサテリテにてプロトタイプ作品として発表され、このたび、アンビエンテックよりポータブル照明として製品化されます。

「火」という原始的な明かりを再解釈した吉添氏のプロトタイプ作品を、２年間の開発期間を経て、製品版「hymn」として昇華させました。

たゆたう一本の蝋燭から、紐解くように導かれ誕生した「hymn」。

「火」の魅力そのものと言える「ゆらぎ」には余韻があります。「ゆらぎ」の余韻の情景が人々の心に届いたときに深い情感を生むように、「hymn」は「火」の在りさまを新たに具現化した光を灯します。

hymn Black    ￥27,500

hymn Gold     ￥29,700
3時間の充電で、最長24時間点灯、2段階調光可

吉添　裕人　Hiroto Yoshizoe
空間デザイナー　Spatial Director / Designer

武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科卒業。京都芸術大学非常勤講師。乃村工藝社を経て独立後、東京を拠点にホテルやレストラン、ショッピングモール等の商業環境に特化した空間デザイン業務に従事している。また近年ではメーカーやファッションブランドとのコラボレーションをはじめ、クライアントワークとは異なる個人制作を開始。その作品は国際的なコンペティションであるLEXUS DESIGN AWARD 2016 にてTOP12、 翌年2017年にはグランプリを受賞。2018年にはアメリカの建築誌dwellが選ぶ、世界の注目若手デザイナーdwell24に選出されている。過去5年間で日本、イタリア、アメリカ、ブラジル、中国等、各国で作品を発表している。

Graduate of Musashino Art University in Scenography, Display and Fashion Design, Hiroto is a spatial director and designer based in Tokyo. After working at an interior company, he became freelance and is working on art direction and spatial designs for commercial spaces such as hotels, restaurants, and shopping malls.

In recent years he has collaborated with manufacturers and fashion brands, and has also commenced presenting his individual design projects. He won Grand Prix of LEXUS DESIGN AWARD 2017 and was selected as one of emerging young designers “dwell24” by American design magazine dwell in 2018. In the past five years, he has shown his work