【「Salone del Mobile.Milano / Euroluce 2023」出展のお知らせ】
初出展エウロルーチェ2023 にて
Ambientec 2023 新作発表
Ambientec 2023 新作
Elisa Ossino (エリーザ・オッシノ)氏と大城健作氏を起用
Salone del Mobile.Milano/Euroluceb (ミラノサローネ/エウロルーチェ)2023にて発表
〜美と機能性、持続可能性を兼ね備えたカラフルなポータブルランプ〜
株式会社アンビエンテックは、2023年4月18日から23日まで、イタリア・ミラノで開催されるSalone del Mobile.Milano(ミラノサローネ国際家具見本市、以下、ミラノサローネ)の国際照明見本市、Euroluce (エウロルーチェ) に初出展します。
2021年コロナ禍で日本企業唯一の出展となったミラノサローネ特別展「supersalone (スーパーサローネ) 」でのミラノサローネ初出展を経て、今年、いよいよ Euroluce (エウロルーチェ) 初出展に挑みます。
The City of Lights / 光の街 エウロルーチェに
約100㎡、3面開放の独立したブース
ミラノサローネで注目のエウロルーチェ(2年に一度の国際照明見本市)。
従来の碁盤の目が一新され流動的になったレイアウトの隣接する13と15の境目中央にAmbientecは位置します。
正面には「コステラツィオーニ(星座という意)」と呼ばれる展示ブース兼パブリックスペースが、背後には有名建築家やデザイナーが登壇しトークイベントが開催されるアリーナがあります。(どちらもイタリアを拠点とするデザイナーユニット・フォルマファンタズマによる設計)
また、ホールの奥にはサローネサテリテ(35歳以下のデザイナーによる展示)会場が隣接しています。
同じホール15内にはピエロ・リッソーニが内装を手がけるビストロも登場、暗闇に各ブースからこぼれ出る光が主役の「光の街」が舞台となります。
Ambientecのブースは昨秋、東京で開催されたDISSECT(ダイセクト)展でタッグを組み注目を浴びたプラントアーティスト・川本諭氏/プラントアーティスト、クリエイティブ・ディレクターとふたたびコラボレーションします。 川本氏のアートは、Ambientecのプレゼンテーションを一層際立たせ、
世界中から集まる来場者をAmbientecの魅力へと引き込みます。
新作デザイナー:Elisa Ossino(エリーザ・オッシノ)氏
2012年に第1作目の「Bottled(ボトルド)」を発表してから10年で9シリーズを発表してきたAmbientec。
第2章の始まりとも言える2023年、このEuroluceの舞台で新作を発表するために、ふたりのデザイナーを新たにファミリーに迎え入れました。
それぞれが手掛けるポータブルランプは、Ambientecブランドの根底を成す持続可能性に美しさ・機能性を兼ね備えるだけでなく、Ambientec初の5色以上もの多色展開の製品となります。
普遍的でアイコニックなモチーフとなる幾何学のシェイプを起点とした、モダンでミニマル、そして軽やかなElisa氏らしいデザインの新作(名称は4月18日発表)は、IP66相当の高い防水性能はもちろん、360度光源が可動する新しいタイプのポータブルランプです。
毎日の暮らしのなかで過ごし方に応じて光を好みの方向に向け、最適な光環境を演出することができる高い機能性を持ち合わせています。
5色展開(OLIVA(オリーヴァ/オリーブ色)、PESCA(ペスカ/桃色)、TERRACOTTA(テラコッタ)、MOSTARDA(モスタルダ/からし色)、CILIEGIA(チリエージャ/さくらんぼ色)という多色展開は、Ambientec初の試みです。色使いはElisa氏の最も得意とする才能のひとつで、新作の愛らしさを特徴づけています。まるでいたずらっ子を温かな眼差しで見守るような気持ちにしてくれ、パーソナルに心や感情に強く働きかけながら、日々の様々な暮らしのシーンを軽やかに彩り、生き生きとした光を灯します。
ELISA OSSINO(エリーザ・オッシノ)/ 建築家・デザイナー
Elisa Ossino Studio
新作デザイナー:大城 健作氏
もうひとつの新作(名称は4月18日発表)は筒形状のアルミニウムの成型を、極めてシンプルな二次加工(切削加工)によって生まれたIP66相当の高い防水性能を持つポータブルランプです。
内と外が繋がる表裏一体の造形を持つシェード、その隙間から溢れる繊細な光は優しく空間に広がりながらグリップの溝へ流れる美しいグラデーションを演出します。それはまるで光に触れるような感覚として、私たちに神秘的な光の存在を再認識させてくれます。
このプロジェクトは、デザイナー大城健作氏が製造原料となる部材からデザイン設計を行う事で、製作工程において消費エネルギーを抑えるという環境負荷低減を同時に実現しています。この効率的なプロセスと、循環型素材であるアルミ素材の採用により、製造環境全体を包括的に捉えるという革新的なプロダクトが生まれました。アルミニウムは、循環型素材の中でもリサイクルプロセスにおける損失が少なく、材料が劣化しないために無限に繰り返すことができる最も優れた素材といえます。
大城 健作(Kensaku Oshiro)/ デザイナー
KENSAKU OSHIROb
1999年Scuola Politecnica di Design Milano卒。2004年よりミラノのLissoni Associati、2012年よりロンドンのBarberOsgerbyに勤務。2015年ミラノにて独立、KENSAKU OSHIROを設立し現在に至る。多文化環境での経験をもとに育んだ独自のデザインアプローチによって、関連する文化や環境におけるプロジェクトの本質を見出し、可能性を広げるデザインを追求する。
これまで欧州を中心に業界を引率する企業と数多く協業し、その領域は建築から家具、生活用品全般に至るまで多岐に渡る。
2006年Salone SatelliteにてDesign Report Award 大賞を受賞, 2018年にはイタリアで活動する新世代のデザイナーとしてRising Talent Awards at MAISON&OBJETに選出される。Best of Year Awards 2022 by Interior Design(米国)やWallpaper Design Award 2022(英国)など受賞の他、日本版エルデコよりEDIDA 2016 “Young designer talent”、EDIDA 2022 “Designer of the year”にノミネートされている。